人を笑わせるって難しいですよね
笑っているところを撮ることはできても
笑わせて撮るって、お笑い芸人じゃないんだから・・・。
今は次から次へと色んなお笑い芸人さんが出ては消え
いえ、消えるというかテレビでは見なくなるって言った方が正しいですね。
営業で忙しく飛び回ってる方もいらっしゃいますから。
プロの方でも笑わせることは難しいのに、私なんぞが人を笑わせるなんて
もっての他でございますよ。
良い笑顔を撮影するには、カメラの技術とお笑いセンスを持ち合わせていないといけないのか。
こう考えるとハードルがどんどん高くなってまいりました。
大笑いでなくても、小笑い程度なら何とかなるかな・・・。
大人と子供どっちが笑顔を撮るのが難しいか。
どっちかっていうと意外に子供の方が難しいですかね。
だって子供って人見知りな子ですと、最初はまったく心を開いてくれませんので、
笑うどころか、純粋に変な人を見る目で見てきます。
警戒心をといて、リラックスしてもらうための方法
①スキンシップ
私の場合は、普段の声より高めの優しい声でそっと近づき、
(なんか危ない人みたいになってますが)
名前や歳を聴いたり、好きな食べ物やアニメなどを聴き、
少し慣れてきたら頭を撫でたりします。
(いきなり触るとギャン泣きしますので気を付けて下さい)
そこから「思いっきりジャンプできる?」と聞くと
喜んでジャンプしてくれたりするので、そこですかさず褒める!
「すごいね~」みたいな感じで。
そうするとそこから延々ジャンプを見せられる訳ですが・・・。
まあ生きいきとした躍動感のある写真が撮れるので良しとしましょう。
ジャンプは大人にも有効ですよ、一回飛んでもらうとなにかふっきれたような感じで
リラックスしてもらえます。
大人の女性は笑顔が上手な方が多いです。
鏡見て練習してるんですかね、なので女性の場合は普通に「笑顔でお願いします」で
ほとんど大丈夫な気がします。
大人に有効な言葉(私の主観です)
・「ではいつもの作り笑いお願いします~カシャ」
・「はいチーズ!と言ったら撮りますね~カシャ」
・適度に褒める(わざとらしいとドン引きされます)
あとはその場でのアドリブが多いです。
(ほんと芸人さんて大変だな)
②ネガティブなことを言わない
どうしても写真を撮っていると、「ピントが合ってない」とか「暗くなっちゃった」とか言ってしまいます。
そういったネガティブな事を言うことによって、相手は「自分が動いたからいけなかったのかな」と
思ってしまうかもしれません。そうすると当然表情は固くなり、笑顔もぎこちなくなってしまいます。
カメラの設定に関しては被写体には関係ないので、あまりそう言ったネガティブ発言は
言っても意味がないと思います。撮影者側の問題なので
もし上手く撮れていなくても、「OK~ありがとう!」と言ってあげましょう。
OK→設定が間違っていることに気付けた。だからOK!
ありがとう→気付かせてくれて、そして撮らせてくれてありがとう!
いつも被写体に感謝の気持ちを忘れないこと、相手を楽しませることを考えることが大切だと思います。
まとめ
いかがでしたか?笑わせるって考えると非常に難しいことのように感じますね。
いくら面白いことを言っても、警戒心を持たれていたり、嫌な気分にさせてしまったり、
カメラマンが嫌われてしまうと、ますます笑いのハードルは高くなります。
お笑い芸人も好感度が大事なように、まずは始めが肝心です。
しっかり挨拶をする。感謝を忘れず、敬意を持って接する。
当たり前のことですが、信頼関係ができて初めて
素敵な笑顔が生まれるのではないでしょうか。


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